バイオミンでは、約10年前より養殖水産動物の栄養から健康、免疫学までの広範な分野の専門家を集めたチームを結成しています。バイオミンの専門家は、それぞれ、温水魚やエビから冷水魚に至る様々な種についての実務経験を持っています。この学術チームは、動物の栄養に絶えず革新をもたらすよう努めているバイオミンのチームの一員として、養殖業における喫緊のニーズに対応する製品群を生み出すとともに、養殖業が将来の難問にも立ち向かえるようになるよう、お手伝いしています。
カビ毒は、養殖成績に悪影響を及ぼす様々な要因の中でも、特に、発育成績、飼料効率および疾患への抵抗性に影響し、養殖業者に明らかな経済的損失をもたらします。
養殖業は、世界的な要求水準を満たす高品質の産物を提供するだけでなく、生産性をより高いレベルで達成しなければならないという課題に直面しています。飼料から発育への変換は、動物の消化器系の中で始まるプロセスです。そのため、動物の健康状態とその消化器の機能性は養殖業者の収益に直接関わってきます。
優良な養殖池管理は、収益性の高い生産を行うための鍵となります。水質のパラメータの1つ1つが養殖水産動物の健康に直接影響すると考えられ、エビや魚が不適切なレベルの溶存酸素、アンモニア、亜硝酸態化合物や硫化水素にさらされると、ストレスの増加や疾病の発生につながるおそれがあります。